「読書しようと思ったけれども、どうも続かない・・・」ということありませんか?
せっかく本を読み始めたけれども、三日坊主で終わってしまったというケースは多いかと思います。
特に本を読みなれていなければ、文字を読むだけでストレスが溜まるものです。
そこで今回は、本を毎日読み続けるためのコツをお伝えします。
読書を毎日続けるコツは習慣にあり
本を毎日読み続けるようになるコツは、読書をあなたの生活の中で習慣化させることです。
ここで、少し考えていただきたいのですが、
- 朝、顔を洗う
- 歯を磨く
- 一日に朝昼晩とご飯を食べる
これらは、何のストレスもなく毎日続けている人が大半だと思います。
そもそも、「毎日続ける」という事を意識することなくそれらを行っているはずです。
ではなぜ、続けられているのかというと習慣化されているからです。
朝起きると「顔を洗う」という行動が、当たり前に脳にインプットされているわけです。
これと同じ原理を、読書にも当てはめるのです。
つまり、本を毎日読むことが当たり前、言い換えれば、本を決まった時間に読まないと落ち着かない状態へと持ち込むのです。
読書を習慣化させよう!
そうはいったものの、読書を習慣化できるのならばとっくにやっているよ!と思われる方もいるでしょう。
実は、習慣化させるコツがあるのです。
それは、「少ない量から体になじませていく」ということです。
習慣化させるコツ
どういうことかというと、あなたが毎日絶対に出来る事からまずは始めて行くという事です。
<例>
例えば、毎日腹筋をしたいと思ったとします。
よくあるケースとしては、毎日20回から始めようとしたものの、予想以上にしんどくて、徐々にやらなくなるというパターンです。
けれども、一日2回だけ腹筋をするということであればどうでしょう。
ほとんど苦痛なく、時間もかからないため、毎日腹筋を簡単に続けられるはずです。
毎日寝る前に2回だけ腹筋をすると決める。
すると、たった2回とは言え、毎日腹筋をするという行動が習慣化されるのです。
これを続ければ、寝る前に腹筋をしないと気持ちが悪いという状態になります。
そうなれば、半分成功したと言えます。後は毎日5回ずつ、毎日10回ずつ、毎日15回ずつ・・・というように徐々に回数を増やしていけば上手くいきます。
だからこそ、習慣化させるコツは「少ない量から体になじませていく」という事なのです。
実際に読書を習慣化させる方法
読書を習慣化させるのにも、上と同じパターンで大丈夫です。
ステップ①
まずは、毎日決まった時間に、少しだけ本を読むという事を決めます。
例えば、寝る前に5ページだけ本を読むという感じです。
もしも、5ページでもしんどいというのであれば、1ページだけでもいいのです。
大事なのは、何ページ読んだかではなく、本を毎日読むという行動を当たり前にすることなのです。
とにかく、寝る前に1ページだけでもいいので本を読む。これを絶対に続けるようにします。
すると、寝る前に本を読む事が違和感なく自然と行えるようになります。
ステップ②
決めた時間に本を読むことが習慣になってきたら、読むページ数を少しずつ増やしていきます。
ここでも大切なのはあなたが苦痛にならない範囲でのページ数に抑えるという事です。
無理して苦痛に思う量をこなそうとすると、結局嫌になって、せっかく習慣になってきたことが台無しになりかねません。
先程の例だと寝る前に1ページ読んでいたのを、3ページならいけると思えば3ページに増やすということです。
これを続ければ、寝る前に3ページ本を読むことが当たり前に出来るようになります。
当たり前に出来るようになれば、今度は、3ページから5ページに増やすといった感じで、読むページ数を増やしていきましょう。
この方法を続けていけば、一日一冊読めるまで習慣化させることも夢ではありません。
習慣化すればどんどん成長していける
人間とは不思議なもので、最初はしんどいと思っていたことも少しずつ始めていけば、気が付けば当初は予想できなかった内容をこなすことが可能となります。
読書も同じです。
何度も言いますが、大事なのは習慣化させること。
そして、その為には毎日絶対に出来ると思う量からコツコツと行っていくことが鉄則です。
本を、まずは1ページ、1ページさえしんどいのであれば1行とか2行でもいいのです。
それを毎日読むことを習慣化させていきませんか?
いずれそう遠くない将来、きっと本が好きになるはずです。