さあ本を読もう!と思っても、思いのほか時間がかかる・・・なんてことありますよね。
本を読むことに慣れていなければ、なおさら時間がかかるかと思います。
逆に、スラスラと読めるようになれば、色んな内容を早く頭に入れることができますし、本を読むことが楽しくなってきます。
そこで今回は、読書を効率的に進めるコツをお話しさせていただきます。
本を効率的に読むコツ
本の概要を知る
一体この本にはどんな話が書かれているのか。
それを知るために、まずは、”はじめに”のページを読んでみましょう。
この”はじめに”のページには本で伝えたい事が書かれています。
特に本を選ぶ時に、必ず”はじめに”の部分は見ておくことをオススメします。
目次で内容をチェックする
本の全体の内容をざっくりと知るために効率的なのが”目次”を見る事です。
目次をしっかりと読むことで、
- どのような内容が書かれているのか
- 話の流れがどうなっているのか
をおおまかに知ることができます。
目次のページって飛ばして読みがちなのですが、論理的に書かれた本ならば、各目次には作者が伝えたいテーマがちりばめられているケースが多いです。
まずはそれを見て、作者がどのような意図を持ってこの本を書いているのかを把握します。
目次のページに加えて、「はじめに」「あとがき」のページを読むとおおまかにその本の内容が伝えたいことが見えてきます。
事前にレビューサイト等を目に通しておく
ネットで本のタイトルを検索すると、本のレビューや要約が書かれているサイトが見つかります。
事前に、実際に本を読んだ人のレビュー内容や要約を読んでおくことで、全体像や大事なポイントを知ることができます。
これを知っておくだけでも、本が読みやすくなります。
>>めちゃ便利!本の要約サイトなら時間がなくても一気読みができる
丁寧に読みすぎない
一言一句丁寧に読み漏らさないように読もうとすればするほど時間がかかります。
さらに、その時、心の中で声を出して読んでいませんか?
あなたが、記憶力に相当の自信があるならば別ですが、通常、本の内容を一度読んだだけで全部覚えるのは困難です。
コツとしては、必要な所だけを頭に入れるという事です。
中途半端に一言一句読もうとするよりも、文ごとで内容をイメージするようにします。
初めは難しいと思いますが、心の中で声に出さずに、字を目で見て、頭の中で素早くイメージできるようになればどんどん早く読み進めるようになります。
飛ばし読みでもかまわない
ここは必要ないなという部分ならば、飛ばし読みしても大丈夫です。
大事なのは、本を読んであなたが何を学べたか、作者が伝えたい事が分かったかどうかです。
重要だと思った所はメモをする
役に立つと思った内容や、新たな発見があった場合は、その都度メモを取ることをオススメします。
その内容の文、もしくは、後で見直すためにどこのページに書かれているのかをメモしておくことで、忘れずにその内容を把握することができます。
また、大事なページに付箋を貼るというのもアリです。
どうしても時間が経てば、本に書かれていた内容は忘れがちです。
後で読み返そうと思っても、それ自体と忘れることもあります。
けれども、メモをしておくことで、いつでも思い返す事が出来るようになります。
1年、2年経ってもメモが残っていれば、ああこの本ではこういう事が学べたなと思い出せます。
読み終えた後
読み終えた後に、再び、ネットで本のレビューや要約を読み返すことをオススメします。
要約や他の人が書いたレビューを読むことで、自分の解釈が合っていたのか、それとも別の解釈ができるのかといった気付きにつながります。
他人のレビューは、自分が気付かなかった部分も改めて知ることができるので、本の内容の復習をする上でも役立ちます。
本を読む事に苦手意識があるなら・・・
本を読む事に苦手意識を感じている方には、次の記事を合わせて参照いただきたいです。
きっと参考になると思います。
読書する場所
本を読む場所によって、読む速度やモチベーションに影響が変わります。
次の記事を参考にしてあなたにとって読書に最適で落ち着いて読める場所を探してみましょう。
>>読書に最適な場所をピックアップ!自宅と自宅以外、あなたはどちらを選ぶ?
まとめ
読み終えた後に、その本から、何を学べたのか、何に気づくことができたのかを知ることが大事です。
その為には、ただ何となく本を読むのではなく、今回お伝えした読み方がオススメです。
本から新しく知った知識や気付きは、今後の人生で大いに役立つことがあります。
せっかく時間をかけて本を読むのですから、何か一つでも役立つことを身につけないともったいないと思います。
ちなみに、本を読む時にかなり役立つアプリやグッズがあるので、以下の記事も合わせてお読みいただければ幸いです。